22:31:30
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遭難騒ぎ

夕食(17:00)が始まってすぐに電話が鳴り、
管理人の「ライトは?」 「ツエルトは「」 雨具は?」 「携帯は?」の声が響く。
あ、やな予感。こもれび山荘での遭難騒ぎのキーワード。

管理人
「すみません。明日のお弁当を予約している方、これから出かけるのでお弁当の用意は
できないかもしれません。その場合行動食で対応してください。」
と捜索に出かけて行った。

今日ここに宿泊している方々は縦走する人がほとんど。
だからお弁当は2人くらい。
私もあんぱん、羊羹持ってるから平気。

遭難者は、宿泊手続きをして空身で塩見岳に向かった単独のおじさん。
山頂(西峰)から東峰に向かい、西峰へ戻るはずが熊ノ平方面へ下り、途中で滑落
してしまったという。山頂はガスガスで視界が悪かったという。
熊ノ平方面の分岐まで下りたというから、30分も間違って下ったってこと?
たまたま山頂で知り合った人がいて、もう4時間も探したらしい。
天候が悪くヘリは出せないという。
もうダメだよね・・的な空気が流れはじめた時、管理人さんが2人の男性と戻ってきた。
なんと、滑落した本人が自力で戻ってこれた。
肩を挫創した程度で軽く処置して済んだ。

半袖でガスガスの山頂に行ったことについては、暑いのが苦手だからと。
雨具、ライト、コンパス、ツエルトは持たず、唯一携帯だけはもっていた。
ただ、自分の位置が全くわからず、そこを動くなと言われ、じっと救助を
待っていたという。半袖で4時間以上も。
あまりの計画性のなさに管理人さん、スタッフは呆れていた。

とにかく無事で何よりだった。
翌朝は元気そうだったし、今にも雨が降りそうなのにやはり半袖で下山する懲りない人。

こういう事を目の当たりにし、他人事じゃないぞ!と自分に言い聞かせるいいチャンス。
すぐそこまで、と思っても持つべき物は持たないとな。

手当をしてくれた方はとてもきれいな看護師さん。
今回北岳まで縦走し、そのまま北岳診療所に勤めるという。
それもラッキーだったね。

「ホワイトアウトの山頂は怖い。一応、西峰が山頂なんだから、
天候の悪い時は絶対に東峰へ行かない方がいい。」
と大先輩の忠告に従い、2日目は無理せず西峰だけにするつもり。
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